冬はダークカラーが似合う季節です。
今回は冬のメンズルックに合う色の着こなし方をご紹介します。
一般的に流行色を着た方が良いと思われる方もいるかもしれませんが、その時々の流行にとらわれなくても、良い着こなしはできるものです。というのも、最新のトレンドに敏感な人ばかりではないですし、そもそも1色だけではなく複数の色が同時に流行していますから、あまり気にすることではないと思います。
いくつかの簡単なポイント(その場にふさわしい服装を知る、肌の色に合わせて色を選ぶ、反発し合わない色の組み合わせをするなど)を押さえておけば、失敗することはないでしょう。
冬は寒さが増し、快適さを重視したくなる季節です。そんな時期はクラシックな色にこだわることが多いですよね。グレー、黒、紺などは日常生活でよく着られる色かと思います。ですが、単調なトーンだけでなく、それ以外の色を冬の季節に取り入れることも可能です。今回はそんな冬に合う色とその色を簡単に着こなすコツをご紹介します。
冬の色の着こなし方
いくつかの基本的なルールに従えば、皆さんも秋冬シーズンに彩りのあるファッションを難なく身につけることができますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
肌の色に合った色の選び方
肌色は大きく3つに分類されます。肌の色が明るめの方は、濃いめの色合いを選択するのがよいでしょう。オリーブグリーン(グリーンベースの肌)寄りの色であれば、黄色以外の色なら何でもOKです。また、肌が黒ければ、可能性の幅は無限に広がります。
実は、肌の色が黒ければ黒いほど、どんな色でも着こなしやすいのです。肌色は人によって大きく変わります。自宅でもショップでも、鏡の前で、自分のコンフォートゾーンを超えるような色に挑戦してみましょう。どのような色味が自分に合うか合わないかを知ることができますよ。
コーディネートの仕方
一般的に、淡い色は黒や白と合わせるとより目立つことを覚えておくとよいでしょう。つまり、お気に入りのブラックジーンズは、他の色の服には合わないことがあるのです。
その代わりに、紺やグレーのチノパンを選ぶと、柔らかなコントラストが生まれるので、ぜひ参考にしてみてください。
素材にこだわる
同じ色でも、素材によって印象が異なります。ポリエステルやアクリルなどの人工素材はより明るくカラフルに。天然素材(ウールやコットンなど)は明るさを抑えますが、微細な陰影を作り出すことで衣服に深みを与えます。
季節に合った服の色とは?
12月半ばに短パンとリネンシャツを着ないのは当たり前のことですよね。このように、時期に合った着こなしは、素材やスタイルだけでなく、色についてもいえます。日が短くなり、暗くなるのが早い冬の季節には、服も自然と暗いものを着がちです。
だからといって、冬に黄色が相応しくないとか重要ではないと言っているわけではなく、着こなしの際には、季節感を考慮しながらスタイルを考えることが大事ということです。
寒い季節には、深みのある濃い色合いが無難で適切な選択と言えます。好きな色を選んで、その色彩のダークバージョンを選べばいいのです。赤が好きな人は、バーガンディーを、黄色が好きな人は、マスタードといったように、トーンを変えれば、好きな色を冬の季節にも取り入れることができますよ。
まずは1着から
カラフルな服を取りれる際は、まずは1着もしくはアクセサリーを1つ選ぶことから始めてみてください。たとえば、alexander mcqueen hommeのスニーカーなどはおすすめです。
さらに、カーキ色のパンツやマスタード色のスカーフを合わせれば、攻めたスタイルにならずに、気軽に取り入れることができますよ。また、キャメルのコートもおすすめです。アイテムとしてはサイズ感があるので存在感はありますが、無難な色として冬のファッションに取り入れることができます。
冬のマストカラー4色
秋冬の季節に着こなしやすい色とそうでない色がありますので、失敗しないマストカラー4色をご紹介します。もちろん、このリストはすべてを網羅してはいませんので、一つの参考にしてみてください。
1.レンガ色(錆色)
オレンジから派生した色であるレンガ色は、9月以降におすすめの色です。オレンジからの派生といった意味では、ニュートラルカラーと表現されることもあります。コットンやウールとの相性が良いので、下の写真のようにジャンパーなどで見かけることが多いと感じます。
2.カーキ
カーキもニュートラルカラーでもあります。当初は軍用であったものが、今ではドレッシングなシーンとしてもよく使用される色に。キャメルやベージュなど、ブラウン、その他にグレーとの組み合わせがよく合います。
tommy hilfiger hommeなど、定期的にこの色合いのモデルを出しているブランドもありますよ。
3.ワインベッド
気温が下がってきたら、一杯のホットワインが体を温めてくれます。そして、ワインベッドという色は、あなたのスタイルに温もりをもたらしてくれるでしょう。この色は、バーガンディーのバリエーションの一つですが、より赤が強い色彩です。表情に深みを与え、よりシックなスタイルに仕上がります。
ただし、紺、黒、グレーとしか合わないので、組み合わせには注意が必要です。
4.マスタード
マスタードは、その名の通りマスタードの色に似た色彩です。イエローの派生色ですので、暗くなりがちな冬の装いに明るさをプラスしてくれます。アースカラーはもちろんのこと、ネイビーブルーとの相性も抜群です。
マスタードの最も簡単な着こなし方は、下の写真のようにジャンパーやスカーフなどとして取り入れると良いでしょう。
いかがでしたか?ポイントを押さえることで、冬の時期にも彩りのある服装を取り入れることができますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
校正Erika
Follow Thomas
Comments